2017年07月11日

昼夜ベニハゼ

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見つけた瞬間、アオギハゼ近縁の未記載種か?と思った本種。水深は45mほど。パシフィックセブリゾート(セブ・マクタン島)の長い桟橋に程近い場所だった。潜ってみると垂直のドロップオフ。今回はダブルタンクでナイトロックスも装備してきたので、深い場所にも多少余裕がある。一気に水深を落とし、50mを超える場所でフカミヤッコなどを探す・・・。が、そうは簡単に見つからない。タテジマヤッコばかりが泳いでいる。あきらめてゴロタや礫の斜面を上がり、ドロップオフの下まで帰ったところで見つけたのがこれ。
図鑑で探し、ネットで検索。Fishbase にも載っていた。名前はデイナイトピグミーゴビー。変わった名前だ。最初はデイライトの間違いかと思ったが、学名(種小名)meranyx から来ているらしい。以下、ちょっと面倒だがその抜粋。
meranyx: Name from Greek words 'mera' meaning day, and 'nyx' meaning night, for ‘day-night pygmy goby’, referring to its unique colouration of a black peduncle with twin 'suns' dorsally and ventrally; noun in apposition.
尾柄付近の白点を太陽に見立て昼。その周りが赤黒いので夜。ということらしい・・・。
面白い名前だ。しかし、日本で見つかり標本が得られたら和名をどうするかちょっと困るかもしれない。研究者の博識をもって解決するか、またデイナイトなる外人命名には無視を決め込むか?
小さいが美しい本種。またセブの深場で見ることもあるだろう。
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posted by anthias at 15:19| 魚の話