2019年01月07日

アオハナテンジクダイ・アオスジテンジクダイ

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串本でみられるテンジクダイのひとつ、アオハナテンジクダイ。もう30年も串本で潜っているが、昨年の秋頃からはとても数が多い。以前ももちろん見られたが、アンドの鼻を除き、ダイバーにはやや深い水深30m前後に行く必要があり、岩礁の側面や窪みの中に単独や数匹でみられる程度だった(双島二の根の下など)。  今回たくさん見られるのは、いずれも若い個体でまだ小さいが、岩礁の側面にはみ出し、キンギョハナダイ、カシワハナダイなどと一緒に泳いでいたりする。 串本で魚に詳しいKさんにも尋ねたが、やはり本種が沢山いる場所(串本で)は聞いたことがないそうだ。やがて数も減り、元の状態に戻ると思われるが、いつまで見られるだろう・・・・。
また、昨年の低水温で、ほとんど見られなくなったアオスジテンジクダイも、小さな個体ばかりだがその数が増えてきた。 
調べると、この近縁のテンジクダイ2種は、1974年に三宅島から報告されたのが日本初記録らしい。図鑑「南日本の沿岸魚」のアオスジテンジクダイの欄には、アオハナテンジクダイと共に岩穴の中にかたまっていることが多い。冬〜春にはこの両者はそれぞれ別の岩穴にわかれる と記述されている。
観察のチャンスだが、次に潜れそうなのは1月下旬であり、毎日潜れる現地ガイドがうらやましく思う。

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アオスジテンジクダイ

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posted by anthias at 18:34| 魚の話