2019年04月14日

チリボタン

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牡丹の花びらを連想してつけられた和名チリボタン。愛らしい名前だ。貝にはこのような良い名前や調べて感心するものも多く、その種への更なる関心も増す。しかし、掲載種の多い大型の図鑑などでは、後日登場する正誤表はかなりの量となり、写真で示された種の和名が間違っているということは、もはや何でもない事のようだ。もちろん、魚類図鑑にもそのようなことは珍しくないが、比較すると貝は断然多い。それだけ貝の方がややこしいということで間違いない。

写真のチリボタン?は20o程の個体でまだ小さく、自分にはウミギクとの区別はつかない。もしかしたら、ウミギク科の別の種かもしれないなどと更に疑心暗鬼となる。標準原色図鑑(保育社)では、チリボタンはウミギクの幼貝の1型という記述があり昔から両者はややこしいようだ。 ウミギク科の多くは赤い色をしているが、チリボタンはその学名(種小名)からして cruentus とつけられている。意味は「血だらけの」や「血に染まった」などである・・・・。
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posted by anthias at 13:51| 貝殻集めの初心者