2019年12月25日

ナミフエダイ

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南の島でたまに出会うフエダイの仲間。12月、数年ぶりに潜ったバリカサグ島で出会った。見つけたときは正面顔だったが、遠くからでもすぐにその大きさが知れた。セブでよく出会うアカマダラハタと同じくらいの大きさだ。名前も何とか思い出せた。そう、ナミフエダイ。鰭がみな黄色く顔に細かなさざ波のような模様が入るのが特徴だ。 
なるべく正面顔でいてくれるうちにどんどん近づきたい。最初10m以上あった距離を6mほどまで近づけた。幸いまだ正面顔だ。最後の呼吸を沢山吸い、浮力が増大する分BCの空気を抜く。ここから先はエアーを出さない。それは魚を怯えさせ逃がさないためだ。不用意な呼吸や動作は禁物。すでに10mの距離の段階で2mまで行けたらシャッターを切ると決め、絞りやシャッタースピード、ストロボ発光量は操作済みである。
そして4m、3m、2m。更にそっと寄せていったところでとうとう向きを変え始めた。魚はそのような動作をするときに鰭を開く。効率よく方向転換をするためだ。ここで撮らねば、ビュンと泳ぎはじめると尾びれ以外はたたんでしまうから、もう今撮るしかないというタイミングだ。(上の写真)体を曲げているときは魚の全長が短くなるので不本意だがしょうがない。どこを泳いで逃げるかも予想していたのでそこでも撮ってみたが、もう相手が逃げる泳ぎになっているのが分かると思う。(下の写真)

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奥にいたサザナミヤッコが小さく見える。本種の全長は1mくらいあっただろう。この種としてもかなり大きい方だった。
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posted by anthias at 06:43| 魚の話